二十間坂の途中にある小さなカフェが、実は函館唯一のトルコカフェであることを知ったのは、トルコ旅行の二週間ほど前。店名のパザールバザールでもっと早く気がつくべきでしたが、このお店、けっこうトルコしてます
夏と言えば野菜!トマトがキュウリが茄子が安くて新鮮!サラダが美味い!「だし」が美味い!酢漬けも美味い!というわけで、ここのところ朝食は夏野菜でヒャッハーな状態なのです。ああ、一年中夏だったら良いのに!
アウシュビッツから帰り道、雨の国道を走りながら考えたのは、収容所で感じたこと…ではありません。とてもくだらないことですが、とても大切なこと──人は生きるためにパンを食べ、そして食べるために生きるのです。
旅行用に買ったタムロンの18-270mmズームですが、購入早々、お蔵入りになるかならぬかの瀬戸際状態。やはり広角〜超望遠を一本でこなすことには無理があるのでしょうか…もう少し使い込んでから考えるとします。
オーパ!と言えば開高健ですが、函館じゃ若松町の某カフェのこと…某も何もまんま店名ですが。吃驚したときにブラジル人が使う言葉のようですが、同店をン十年振りに訪れたワタシの気分は、まさしくオーパ!でした。
パソコンのモニタで見たそれは、普通ならゴミ箱直行の、ただのピンボケ写真でしたが、なぜか惹かれ、しばし眺めて気付きました。これ、遠くの花見客だけにピントが合ってるんですが…夢でも見てるんでしょうか?
弘前名物イカメンチ。海から遠い、その町におけるイカのステータスは、イカの町を標榜する某港町のそれを遙かに凌駕しています。真のイカシティとは何処なのか、訪れるたびに考えさせられる、弘前は「虹のマート」です。
観測史上一位タイの積雪に見舞われた函館は、どこもかしこもこんなあんばいです。だからと言って北海道の街がみんなこんなだと思ったら大間違い。寒さや雪にはめっぽう弱い、函館は北海道にあるまじき街なのです。
雪棄て場となった公園の入口で、こちらの様子を伺っている一匹の犬。首輪がありませんが、もしかして野良なのでしょうか。一見お気楽そうなワンコの生活ですが、人知れぬ苦労がありそうなのです。ま、実際犬ですから…
一面の廃墟となった街を貫く一本の国道を行き交う車列が不自然に思えるほどの閑かさ。田老の街を飲み込んだ津波に押しつぶされた、もの言わぬ残骸たちの向こうに、澄み渡る秋色の空が、穏やかに広がっていました。
10月20日付けの表紙画像、極楽のごとき浄土ヶ浜の反対側に広がる風景です。800を越える家屋を失い更地となった鍬ヶ崎地区。周囲の高台に並ぶ無傷な家々が、むしろ非現実に思えるほど苛烈なコントラストでした。