鳴り物入りでやってきたルーキーが期待通りの仕事をしてくれないなどと、D300を使うたび、レッドソックスの某ピッチャーを思い浮かべてグチる自分を反省しよう。なんだかんだ言ってD300を使っているのも事実なのだ。試行錯誤は相変わらず続いているものの、夜景や逆光の時には実際のところかなり重宝している。撮影枚数も#340あたりで一万枚弱に迫ってきた。その割に掲載枚数が少ないのは青空が奇麗に出ないことが一番の理由なのかも知れない。
このページの写真20枚のうちD300で撮ったのは11枚。いずれも夜か逆光か曇りという状況だ。
#321、#330、#334、#338、#339など、空の描写を活かしたい場合は全部D70sだ。もっとも、今後は分からない。8月に入ってけっこう変えたD300のセッティングがどれだけの効果をもたらすのか。青空がちっとも顔を出さない(8月3日午前中現在)状況なので試しようもないのだが、今回というか今夏のD300には、けっこう期待している。盛夏を迎えたことだしそろそろ成果をあげるべきだとか韻を踏んだりオヤジギャグとばしてる場合なんかじゃないのだが、「瞬夏周到 寸暇を惜しんでシャッターを惜しまず」即ち、夏は瞬く間に過ぎて行くから周到な準備を怠らず暇を惜しんでシャッターを切りまくろうという精神で、じっさい後先考えずに切りまくって、鰻が登るごとくに増えて行く画像を毎日のように、メタファーじゃなく言葉どおりに毎日「処理」している。おかげでホームページの画像も昔飼っていた亀(亀にしては速いが所詮は亀)のように増えていく一方だ。嬉しくて涙も出ない。
高まる夏モチベーションそのままの結果を写し出したようなVol.17だが、それでもまだ05年夏の勢いには数光年という僅差で及ばない。しかし、これはまだ始まりに過ぎない。
夏の本番はなんといっても8月なのだ。
だから、夏モチベーション絶頂のVol.18に乞うご期待と、さりげなく逃げを打つ私であった。
NIKON D70 NIKON D70s NIKON D300 CANON IXY-DIGITAL70