春めいた陽射しが続いているここ数日の函館。そろそろ冬将軍にきっぱりお帰り願おうということで、今日、あちこちで大規模な除雪作業が行われました。春の訪れを告げる北の風物詩、といえなくもない豪快な光景をご紹介します。
南の方では梅の花が咲いているようです。バレンタインデーの朝を大雪で迎えた函館。前日ほどではないものの、夜ともなれば厳しく冷え込みます。ワンコもさぞかし春が待ち遠しいことでしょう。
北国暮らしといえど絶好の雪模様に巡り合うことはそう多くありません。機会をみて撮るように心がけているのですが、コンビニに行ったついでの軽装で雪の中を30分─むしろカイロの心がけこそ必要でした。
小樽坂田納豆の「札幌発スープカレー納豆」を初めて食べました。そうですね、とても新鮮な出会いでした。縁があれば、また巡り逢うこともあるでしょう。きっと、いつか、どこかの街角で──という感じの味でした。
道南の冬の味覚「ごっこ汁」。大好物というわけでもありませんが、食卓に出ると真っ先に手が伸びてしまいます。ポピュラーになったのは割と最近の事ですが、屋台を見たのは初めてでした。
大沼函館雪と氷の祭典の露店はどれもなかなかのものでしたが、特に目を惹いたのがちょっと珍しい「ごっこ汁」の屋台です。寒空の中でいただく熱々の一杯は、五臓六腑に染み渡るような美味しさでした。
大沼の氷を切り出して作った大小二つの滑り台は、昔っから子どもたちに人気のアトラクションです。次々とスロープを滑り降りてくる笑顔と歓声に、子どもの頃の思い出を重ねながらシャッターを押し続けました。
おそらく二桁年振りの大沼函館雪と氷の祭典に行ってきました。予想以上の賑わいにお祭り気分も上々。氷雪像も楽しかったですが、私的にはごっこ汁の屋台がけっこう気に入りました。そんな会場で見かけた、小さなスマイルをご紹介します。
先日撮影したパスタがあんまり美味しかったので載せたくなってしまいました。美味しそうイコール美味しい、とは限らないのですが、ウチのコーディネーターの「作品」は違います。見るからに美味しそうですが、本当に美味しいのです。
函館に住みながら、西部地区の雪景色をあまり撮っていません。坂や教会のモノトーンに染まった風情もまた格別と、雪の中を撮り歩くようにしてはいるのですが、今年は寒さもまた格別なのでした。
冬はモノトーンの世界。そろそろ色彩に飢えてきました。そういうわけでラーメンサラダの登場です。赤に黄色に緑。まるで子どものようですが、それがたぶん私本来の仕様。新年会での一コマです。
大きな声で楽しそうに闊歩する一団、また一団。雪の上をズンズン歩いてくる。俯くように歩く同胞達より、よほど北国人に思えるのだが彼らは南国人。そのパワーの源を、近頃けっこうマジで知りたいと思っている。
日が傾き始めた厳寒の函館駅前。カメラを構える私の前を、スローモーションのように横切る若い女性。小さな旅行バッグをまるでセメント袋のように重々しく引きずる、一見ツッコミどころ満載なその姿が激しく印象的でした。
最高気温-3℃だった1月13日の函館。日曜日の駅前商店街は思った以上でも以下でもなく人影がまばらで、なおのこと寒々としていました。そんな街角で見かけた、ちょっと暖かなシーンをカメラにおさめました。
まったく早起きはするものです。所用のついでに立ち寄った湯川の浜辺で幻想的なシーンに出遭いました。北の港町の住人が何を今さらの光景かも知れませんが、寒さも忘れ一時間ほど魅入ってしまった風景をご覧ください。