初夏色の春 春色の初夏
鬱蒼と茂る木々の間にひっそりと置かれた、おそらくは鳥の餌だろう。リンゴは半分に切ってあり枝の根元にぴったりとはまっている。実は、気付くのが不思議なほど暗くて分かりづらい場所なのだが、それがまるで初夏を思わせるような絵になるのだから面白い。バックを彩る淡いブルーは、とある家の壁──そう、緑園通ツウ(なんじゃそりゃ)なら誰でも知っている、「あの家」のことである。
撮影データ
2009年5月10日 緑園通 函館市深堀町付近 MAP
NIKON D300 1/160秒 F3.2 75mm(35mm換算)