昨日の雨に何やら嫌な予感を憶えつつチャリを走らせた。沿道の木々の様子が不安をいや増す。燃えるような紅葉は期待していなかったが、果たして、目の前には枯れ落ちた葉とわずかばかりの紅葉。予感という予防注射は打っておいても、残念であることに変わりはない。奇麗なショットを探しつつすぐに諦めて路線変更。その時に感じた世界を撮ることにする──つまりこれがそうだが。なんというか、時間という有象無象の流れが写し出されている・・・ような気がしないわけでもない。
2008年10月25日 函館市赤川町 笹流ダム MAP
NIKON D300 焦点距離30mm(35mmフィルム換算) 1/640 F5.6 露出補正 +0.33