夏を紡ぐ風を纏いて

夏の日は どこまでもたゆたゆ行かん空に写しや 汝の姿鏡にありて、我が道を行かん 人の世は夢にあらずや。夏に思い出すのは、空の青さと、草いきれと、汗の匂いが混ざった熱い風。すれ違いざまに振り返った少年も、いつかこんな記憶を纏うのだろうか。夏は始まったばかりだ。

撮影データ

2004年6月19日 根崎グランドにて
NIKON D70 1/1600秒 F4.5 焦点距離27mm(35mmカメラ換算) 絞り優先 ISO200 露出+0.3