オレンジ色の午後の記憶

一人、また一人、どこからか現れ電車に吸い込まれていった。ガランとした車内が、オレンジ色に染められてゆく。瞬間瞬間では、時間ってのは案外ゆっくりと流れている。見えているものも多いけど、記憶しているものはとても少なく、断片的だ。カメラで記憶を残せないだろうか。

撮影データ

2005年3月5日 弁天町電停にて
NIKON D70 1/250秒 F5.6 焦点距離42mm(35mm換算) 絞り優先オート ISO200 露出+0.3