川原エリア
数百メートルの距離にぎゅっと詰め込まれた遊び心が楽しい

緑園通ものがたりタイトル
川原緑道イメージモザイク

01道路と言うよりまるで公園のたたずまい

川原緑道は本通3丁目ローソン近くの交差点からテニススクール前までの全長わずか数百m。自転車ならあっという間の距離だ。しかし、そのわずかとも言えるスペースには、設計者の遊び心が凝縮されている。沿道には高低さまざまな植樹がなされ、道は木々の間を縫うように曲がりくねっている。日本庭園のような小川(水は流れていなかったが)があり、石づくりの橋が架けられ、水飲み場があり、傍らには四阿さえ設けられている。その作りは誰がどうみても立派な公園である。緑園通とは異なり、歩行者・自転車の通行区分がないことが特徴で、距離が短い分だけ、より公園色が強く感じられる。遊歩道という表現がまさにふさわしい道だ。

川原緑道を散歩する女性とワンコx2

川原緑道の夏 木陰が多いので散歩には最適だ

川原緑道の休憩スポット 水飲み場

背後には四阿とベンチ 道路というよりまさに公園

02天気の良い日はゆっくりと歩いてみたい

自転車にとっては本通から深堀町へのショートカットとしても便利な道だが、良く晴れた日には自転車から降りて、ゆっくりと進んでみたい。沿線の風情を楽しみつつ、立ち止まっては振り返り、振り返っては進む。そうやってのんびりと歩いてゆくと、たかが数百メートルにも満たない道が、実に豊かな表情を持っていることに気づく。春ともなればちょっとしたミニ桜トンネルも楽しめるし、10月末頃ともなれば紅葉が見頃を迎える。沿道の家並みや一般道との交叉部にもちょっとした見どころが多く、じっくり散策するときっと密度の濃い時間を過ごすことができるだろう。参考になるかどうか分からないが、私の最低通過速度は約0.1kmだ。毎分ではなく毎時。しかも自転車である。たかが数百メートルかも知れないが、されど数百メートルなのだ。

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緑園通マップ1【川原エリア(川原緑道)】 緑園通:本通2丁目ローソン前から見た川原緑道入り口 緑園通:川原緑道入り口から本通方向を見る 緑園通:川原緑道入り口付近 明と暗のコントラスト 緑園通:川原緑道入り口付近 昼なお暗い木陰の道 緑園通:川原緑道入り口付近 夏の終わりの陽差し 緑園通:川原緑道入り口付近 緩急をつけた、なだらかなカーブの道 緑園通:川原緑道入り口付近 ワンコx2と散歩のお嬢さん 緑園通:川原緑道入り口付近 夏の緑道を駆ける子ども 緑園通:川原緑道入り口付近 町境の柵 緑園通:川原緑道最初の「踏切」 緑園通:川原緑道「踏切」列車が通過します 緑園通:川原緑道の休憩スポット 緑園通:川原緑道の「踏切」はやっぱり黄色 緑園通:川原緑道の気になる立て札 緑園通:川原緑道の気になる看板 緑園通:川原緑道の武蔵野風 緑園通:川原緑道の秋「ナナカマドの赤」 緑園通:川原緑道の家 玄関と「線路」 緑園通:川原緑道「昼下がりの静寂」 緑園通:川原緑道「水墨画風の木 緑園通:秋の気配が一段と深まる川原緑道 緑園通:川原緑道モダンアート風 緑園通:川原緑道快速二人乗りVer.1.0 緑園通:川原緑道の終点「いつの間にかテニススクールETがファインという名前に変わっていた」 緑園通:川原緑道の呪文のレストラン「アンティカオステリアデルアルバ」は一度覚えたら意外と忘れない 緑園通:テーオーストア前から見た緑園通入り口 緑園通:深堀町の入り口付近 緑園通:川原緑道のミニ桜トンネル夕景 緑園通:川原緑道のミニ桜トンネル夕景と月

EX巻頭の写真

川原緑道:屈曲をつけられた道を行く自転車