一期一絵(Onceshot in Life-time)」#357 2008年8月21日北斗市追分 三條屋カフェの「豆乳プリンと黒蜜アイスの和風パフェ:550円」

見つめていたい

スピードライトのバウンス光を頼りに、アングルを変えながら「美味しさ」を探り続ける。「見る」ということは光を捉えることにほかならず、「識(し)る」ということは意識の光を当てることにほかならない。溶け始めたクリームの「照り」がピークを過ぎ、厨房へ戻されるパフェの姿を目で追う。もっと見つめていたかった。できればその美味しさを「識り」たかった。簡単に言うと──食べたかった。

撮影データ

2008年8月21日 北斗市浜分 三條屋カフェMAP 豆乳プリンと黒蜜アイスの和風パフェ 550円
NIKON D70s 焦点距離75mm(35mmフィルム換算) 1/60 F4.0