一面雪景色の石川の丘 寒々とした空に枝を張る樹木

あの木なんの木気になる木

その木に出逢ったのはたぶん15年ほど昔のこと。以来、雪が積もるとなぜか訪ねてしまう。あの木何の木気になる木である。雪原に佇むその姿は淋しげであり、力強くもあり、険しくもあり、穏やかでもある。それを確かめたいのかもしれない。今年もそんな季節になった。─ なっちまった。

撮影データ

2004年1月4日 石川の丘にて
OLYMPUS C-3030Z 1/400秒 F5.6 焦点距離28mm(35mmカメラ換算) 絞り優先 ISO100